喧嘩が絶えない方の対処法

「喧嘩するほど仲がよい」か?
これは、文字通りではなく、程度問題でしょう。一日中喧嘩をしていて、楽しく過ごせるはずはなく、ストレスがたまります。ストレスには許容限度があります。できれば、必要のない余計な喧嘩は避けたいところです。

怒りを静める方法
NHKの「ためしてがってん」という番組で、「怒りの感情は、モノに八つ当たりすると収まるのか?」という怒りに関する実験をしていました。
具体的には、5人の人に「思い出し怒り」をしてもらい、サンドバッグを殴って発散の効果を調べました。その結果、2人は怒りが軽くなりましたが、3人は逆に怒りが増加してしまいました。一方、実験に参加したお坊さんは、どんなに怒らせようと仕掛けても怒らず、心拍にも目立った変化はでませんでした。心理学の用語で、「自分への言い聞かせ」を意味する言葉です。このお坊さんが怒らなかったメカニズムは、扁桃体によって起こる怒りの感情を、理性の脳と呼ばれる前頭前野の働きで鎮めることができたからです。どういうことかというと、実は、お坊さんも一度はムッとしたのですが、この鎮めようとする「自分への言い聞かせ」によって、怒りがエスカレートするのを防いでいたとのことです。八つ当たりよりは、言い聞かせが効果があるようです。


アサーション「私は〜〜〜」

また、もう1つ注目したいのがアサーションというものです。

アサーションとは、アメリカなどで、怒りのコントロール法として取り入れられている手法です。ムッとしたらどんな形でもよいので一呼吸おいてから、自分がどのように感じているかその気持ちを「私は…」の形で相手に伝えることがポイントだそうです。

「あなたは…」で話しをするよりも、言われた相手は、攻撃に移りにくく、怒りの本来の役割である「警告」でとどめるための有効な方法として活用されているとのことです。そこで、夫婦の会話の中で、ムっとしたとき、「あなたは〜〜」と強く非難するよりも、「私は、〜〜とおもう」と説明した方が、喧嘩になりにくいということです。参考にしてみてください。

表情フィードバック

「表情フィードバック」とは、自分の表情によって、物事に対する感じ方や感情までもが影響を受ける現象をさす心理学用語です。笑顔や怒り顔を作ると、様々な映像を見た時に、感じ方が大きく変わってくることが、これまで多くの実験で確かめられています。
例えば、映画館で、怒った男性の顔の映像を鑑賞してもらいどう感じるかを実験をしました。怒り顔を作って鑑賞した人たちに比べて、作り笑顔で鑑賞した人たちは、映像の男性は「励ましている」「ストレス発散している」などと感じ、自身が怒りを感じずに済んだという結果がでました。


大きな喧嘩になった後の修復
後日、冷静にコミュニケーションをとる
自分にも悪かった点を素直に正面からあやまりつつ、自分の言いたかったことをもっとやんわりと相手の言い分にも配慮しながら、伝えることができれば、お互いの怒りも沈静化方向になるでしょう。その方法としては、手紙のやりとりが適しています。ゆっくり、頭の整理をしながら、相手の言い分にも配慮しつつ、自分の悪い部分を謝罪しつつ書いてみてください。きっと、修復のきっかけを作れる可能性が高いでしょう。怒りが沈まず、なかなか手紙を書く気にもなれないという場合は、一旦、親しい人に、自分の言い分をきいてもらうことで、冷静さを取り戻す工夫も検討してみてはいかがでしょうか?



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